「バカラ 必勝法」「バカラの勝ち方」で検索すると、罫線の読み方、マーチンゲール、秘密のパターンがたくさん出てきます。しかし計算機で確かめると、ほぼすべてが崩れます。バカラの結果は決まった3枚目のルールとシューの中のカードで決まり、賭けごとの控除率は固定された数字です。本当の戦略とは次の手を当てる方法ではなく、結果を実際に変えるいくつかの選択 — どこに、どのテーブルで、いくら、どれくらいの時間 — のことです。
| 賭け | 控除率(8デッキ) | 10万円賭けたときの平均損失 |
|---|---|---|
| バンカー(コミッション5%) | 1.06% | 約1,060円 |
| プレイヤー | 1.24% | 約1,240円 |
| タイ(9対1) | 4.84% | 約4,840円 |
| ドラゴン7 | 7.61% | 約7,610円 |
| ペア(11対1) | 10.36% | 約10,360円 |
| タイ(8対1) | 14.36% | 約14,360円 |
最も効果のある戦略は、バンカーに賭けてタイとサイドベットを避けることです。バンカーは3枚目のルール上あとから動くので勝ちやすく(45.86%対44.62%)、5%のコミッションを引いても最も安い賭けです。詳しくはバカラの確率と控除率。
平均損失=控除率×賭け金の合計で、賭け金の合計はゲーム数に比例します。通常のテーブルが1時間に60〜80ゲームなら、スピードバカラは120ゲームを超えます。1ゲーム1,000円をバンカーに賭けると、1時間の平均損失は通常テーブルで約600〜850円、スピードテーブルで約1,300円です。ゲーム数を減らすこと — 休む、すべてのゲームに賭けない — が控除率の取り分を減らす唯一の方法です。
バンカー1回の期待値は−0.0106単位ですが、標準偏差は約0.93単位で、期待値の約90倍です。短期は運が、長期は控除率が勝ちます。バンカーに同じ額を賭け続けた場合:
| ゲーム数 | 平均結果 | 95%が収まる範囲 | 勝っている確率 |
|---|---|---|---|
| 100ゲーム | −1.1単位 | −19〜+17単位 | 45.5% |
| 1,000ゲーム | −10.6単位 | −68〜+47単位 | 35.9% |
| 10,000ゲーム | −106単位 | −288〜+76単位 | 12.7% |
「バカラの勝ち方」への正直な答えがこの表です。勝つ日はよくあるが、長く続けて勝つのは難しい。だから戦略とは、1回の予算を決め、+10単位も−15単位も普通の範囲だと受け入れ、やめることです。
マーチンゲール(負けたら倍)、パーレー(勝ったら倍)、1-3-2-6法、フィボナッチ法は、いつ大きく賭けるかを変えるだけです。一つひとつの賭けの控除率は1.06%のままなので、総損失も総賭け金に対して同じ割合です。
バンカーだけのマーチンゲールを計算すると、タイを除いて7連敗が1シュー(約72ゲーム)で一度でも起きる確率は21.9%、10シューなら92.9%。1単位から始めて7連敗すると損失は127単位、8回目の賭けは128単位で、多くのテーブル上限を超えます。小さな利益を積み重ねて、一度にすべて返す構造です。
大路の連続や交互(ピンポン)は意味があるように見えますが、ランダムな結果はもともとそう見えます。8デッキの1シュー(タイ除く約72ゲーム)で同じ側の6連続以上が一度でも出る確率は69%、7連続以上でも42%です。長い「ツラ」はサインではなく普通のことです。罫線は記録のために使い、パターンが実際に何回続いたかをサンプル数とともに確かめる用途にとどめましょう。
数学的には可能ですが、バンカー・プレイヤーの本賭けでは使われたカードの影響が小さすぎて、完璧に数えても1ゲームあたりの利益はほとんどなく、それもシューの終盤だけです。ペアやドラゴン7など一部のサイドベットは影響が大きいものの、機会はまれで、カジノは早めにシャッフルします。通常のプレイで使える戦略ではありません。
「バカラ 必勝法」で紹介される方法は、大きく賭け金を動かす方法と次の結果を当てようとする方法の2種類です。どちらも、一つひとつの賭けの控除率(バンカー1.06%・プレイヤー1.24%)を変えることはできません。
| 方法 | やり方 | 控除率は変わる? | 弱点 |
|---|---|---|---|
| マーチンゲール法 | 負けたら倍 | 変わらない | 7連敗で損失127単位、8回目は128単位 |
| パーレー法 | 勝ったら倍 | 変わらない | 1回の負けでそれまでの利益が消える |
| 1-3-2-6法・フィボナッチ法 | 決まった順に賭け金を変える | 変わらない | 賭けるタイミングが変わるだけ |
| ツラ追い・罫線読み | 連続や交互に乗る・切る | 変わらない | 6連続以上は1シューで69%起きる普通のこと |
| 賭ける場所を選ぶ | バンカー(ノーコミッションならプレイヤー)、タイ・サイドベットを避ける | 変わる | 損失を減らすだけで、勝ちを保証しない |
結果を実際に変えるのは表の最後の行だけです。マーチンゲール法の段ごとの計算はバカラのマーチンゲール法にまとめています。
バカラに必勝法はありますか? ありません。どんなシステムでも、数千ゲーム以上の的中率とサンプル数を見せてもらいましょう。公開できないなら、それが答えです。
ツラに乗るべき?切るべき? どちらも次のゲームの確率を変えません。
一番いい戦略は? コミッション5%のテーブルでバンカー(ノーコミッションならプレイヤー)、タイとサイドベットを避ける、同じ額、ゲーム数を制限。
控除率は8デッキの全数計算、ゲーム数別の結果と連敗確率は1ゲームの分布から計算。日本国内からのオンラインカジノの利用は違法です。20歳以上・情報提供のみ。